| ■田代、網地で観光振興 |
2007.06.29 |
国の指定受け委員会発足
石巻市が体験メニューなど開発/
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石巻市の田代島と網地島が国土交通省の活性化調査対象地域に指定されたのを受け、東北運輸局は二十八日、石巻市や県、旅行代理店、交通事業者らが交流人口増加や離島航路活性に向けて協議する「石巻離島地域観光交流促進委員会」を設立した。本年度中に体験メニューの開発や振興計画の作成などに取り組む。官民一体で島の魅力を生かした観光振興、人が盛んに行き交う離島を目指す。
第一回委員会が同市渡波の県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)であり、市や石巻観光協会、石巻商工会議所、慶長遣欧使節船協会、県、網地島ライン、JTB東北、JR東日本仙台支社などから委員十五人が出席した。
東北運輸局海事振興部の岡田幸治部長が「人口減少や高齢化など離島はさまざまな問題を抱えている。固有の魅力と風土を生かした観光振興を図るために何が必要か積極的に議論してほしい」とあいさつした。
市が人口推移など両島の現状と市の離島振興策「愛ランドプラン」の取り組みを紹介。網地島ラインは、石巻−田代島−網地島で運行している定期船の利用状況と独自に進めている誘客施策を説明した。
出席者がそれぞれの立場から具体的な施策について意見を交わした。JTB東北は、網地島の診療所を活用して「医食同源の旅を活性化の素材にしてはどうか」と提案。石巻観光協会は「公衆衛生面も重要。浄化槽設備の整備も考える必要がある」と述べた。
委員会は八月から、コンサルタント会社や島民らを中心に組織する「ワーキング」を開始。島の資源を活用した観光の体験メニューを開発する。
十一月ごろには、両島に一日ずつ滞在して体験メニューの実践や観光コースの作成を検討するモニターツアーを実施する予定。参加者は仙台圏から募る。
次回の委員会は十月に開催。来年二月までに、地域主体で実行可能な振興計画を策定する。それ以降も関係機関の連携を維持するため、委員会やワーキングのメンバーで構成する協議会の設置も検討している。 |
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