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■がん患者の相談受けます 2007.06.26
石巻赤十字病院、来月からセカンドオピニオン
治療法の自己決定支援/
 がん診療連携拠点病院に指定されている石巻赤十字病院(飯沼一宇院長)は、がんに関する「セカンドオピニオン相談」を七月から始める。患者が現在入院または通院している医療機関での診断や治療方針について、石巻赤十字の医師から意見を聞き、患者自身が治療方法を自己決定するのに役立ててもらう。

 セカンドオピニオン相談の導入は、がん診療連携拠点病院の要件であると同時に、質の高いがん医療を提供する拠点病院として住民サービスの向上を図る。石巻赤十字は二〇〇三年八月に国の指定を受けている。

 相談は予約制で、七月二日から受け付けを開始する。対象者はがん、がんの疑いのある患者で、委任状があれば家族だけでも可。検査や治療は行わないことから、主治医の紹介状や検査資料が必要となる。担当医は、相談者の希望と疾病の専門性を考慮して決める。
 主治医に対する不満、医療過誤、裁判係争中に関する相談や、特定の医療機関や医師への紹介を希望している場合などは受け付けない。

 相談は原則として三十分とし、料金は一万五百円。延長三十分ごとに五千二百五十円。全額自費(保険適用外)。問い合わせや申し込みには、料金はかからない。

 石巻市蛇田に新病院を新築移転して一年が過ぎた石巻赤十字は、診療圏が登米市や南三陸町まで広がった。肺がん治療などをする呼吸器外科が昨年七月に開設。気仙沼市までの県沿岸部では石巻赤十字にしかない。

 県立がんセンター(名取市)など県内七つのがん診療連携拠点病院のうち、セカンドオピニオンの提供をするのは石巻赤十字で五例目となる。

 飯沼院長は「がん診療について不安を抱える患者が十分納得のいく判断ができるように支援していきたい」と話している。

 問い合わせ、申し込みは石巻赤十字病院セカンドオピニオン相談受付担当0120(915)917(フリーダイヤル)へ。午後一時−午後四時(土日、祝日など除く)。

 石巻赤十字がセカンドオピニオン相談で扱う対象疾患は次の通り。

 肺がん・縦隔腫瘍(しゅよう)、胃がん・胃腫瘍、大腸がん・大腸腫瘍、肝がん・肝腫瘍、乳がん・乳腺(せん)腫瘍、食道がん、膵(すい)がん・膵腫瘍、前立腺がん、ぼうこうがん、腎がん、子宮がん、甲状腺がん・甲状腺腫瘍、その他頭頸部(けいぶ)腫瘍、血液腫瘍、皮膚腫瘍、胆のうがん・胆管がん、尿路がん、精巣がん、卵巣がん、原発不明がん、性腺外胚細胞腫瘍
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