| ■青果市場で申し入れ |
2007.06.09 |
石巻市議会4会派
「市内存続へ最善策を」
市長一転、歩み寄り示す
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石巻青果花き地方卸売市場の移転をめぐり官民が硬直状態になっている問題で八日、石巻市議会の四会派が市場の市内存続に向けて最善の策を講じるよう土井喜美夫石巻市長に申し入れた。土井市長は申し入れの趣旨に沿って「前向きに努力することを約束する」と述べ、市場運営会社の石巻青果(近江恵一社長)と近く話し合う意向を表明。青果市場移転は、現在地での施設整備が民営化協定の前提条件だとして市はかたくなに認めていなかったが、市議会の理解が得られるなら柔軟な解釈が可能とする姿勢に一転した。
申し入れをした会派はニュー石巻(阿部欽一郎会長、七人)、みらい石巻(長倉利一会長、五人)、新世紀クラブ(菅野昭雄会長、四人)、公明会(伊藤啓二会長、三人)。代表してニュー石巻の阿部会長が申入書を読み上げ、土井市長に手渡した。
申入書では、青果市場が市外への移転を視野に入れていることを憂慮。「かけがえのない企業」であり、流通拠点施設を石巻市から失うことは「将来に重大な禍根を残す」として、市内存続に向け支援策を含む市の努力を強く求めている。
これに対し、土井市長は「青果市場の問題では心配をかけて、おわび申し上げる。ありがたい提言をいただいたので、前向きに努力する」などと述べ、移転に不快感すら示していたこれまでの態度を変えた。
十九人の市議の中から「協定書を盾にして市が話し合いに応じないと市民は思っている」「考え方に乖離(かいり)があるのなら、歩み寄る努力をしてほしい」などと市の譲歩を求める指摘があった。
土井市長は「庁議に諮り、議会にも説明してきた協定なので(前提条件を守ることを)大切にしてきた。拡大解釈を許していただけるなら、今までの考えに固執しないでやっていく」と回答。石巻青果との移転協議で最大のネックになっていた協定の解釈では、市側から歩み寄る考えを示した。
近江社長との話し合いの時期は「できるだけ早くする」と述べた。
青果市場に関する同様の申し入れを共産党議員団(三浦一敏団長、三人)は一日に実施しており、最大会派のグローバル石巻(阿部仁州会長、九人)は市議会全体で申入書を提出する方向で調整していた。今回の申し入れからグローバル石巻が外れた理由について、四会派の代表は明確に示さなかった。 |
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