| ■古里唐桑、豊かな海実感 |
2007.05.26 |
小学生がカキ養殖体験
「おがれ!」の大合唱/
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気仙沼市唐桑町内の小学生を対象した「ふるさと学習会」が二十五日、同町西舞根の水山養殖場で開かれた。唐桑、中井、小原木三小の五年生合わせて六十九人が、養殖場の経営者で、牡蠣(かき)の森を慕う会代表でもある畠山重篤さんを講師に、古里の豊かな海と、その環境を守るために慕う会が取り組む「森は海の恋人」運動の意義などを学んだ。
初めに体験活動があり、唐桑小五年生二十四人と中井小五年生二十六人が、畠山さんの指導で、長さ十メートルのロープに、カキの種を付着させたホタテ貝を挟み込む作業を体験した。
児童たちは、学校後ごと、男女に分かれて、直径八センチほどのホタテをロープの間に丁寧に挟み込んだ。この日は舞根湾内のいかだまで行って、ロープをつるす予定だったが、途中で雨が降り出したため、各校の児童代表が、ロープ挟みをした作業場前のいかだにつるした。見守った児童たちも、畠山さんの掛け声に合わせて、「おがれ(育て)、おがれ」と大合唱し、大きくおいしいカキに育つよう願った。
この後、いかだから直接水揚げしたカキ、ホヤ、ホタテを味わったほか、作業場に戻り、畠山さんから森、川の環境と海の生き物のかかわりや、「森は海の恋人」運動の意義などについて講話を聞いた。
地元の漁業者らから学んだロープワークからは、小原木小五年生十九人も合流。小原木小の児童たちは、午後から同町宿の大原造船所を訪れ、木造船作り一筋六十年の棟梁(とうりょう)岩渕文雄さんから、木造船の良さなどを学んだ。
ふるさと学習会は、見学、体験活動を通して小学生に郷土の素晴らしさを知ってもらおうと、旧唐桑町時代から、町内三小学校と町内三公民館が連携し、三年生以上を対象にさまざまな体験活動を実施している。
【種カキが付いたホタテ貝を挟んだロープをいかだにつるす児童代表=気仙沼市唐桑町の水山養殖場】 |
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