| ■気仙沼市観光協、会長選び難航 |
2007.05.23 |
重鎮去り思惑、重圧
あす総会「空席」の可能性も/
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気仙沼市観光協会の二〇〇七年度通常総会が二十四日午後三時から、ホテル望洋で開かれる。最大の焦点は辞任した菅原雅会長(七五)=元気仙沼市長=の後任だが、適任者選びが難航し、混迷を深めている。来年十月からの「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(DC)に向け、今秋からプレDCが始まるなど、観光業界にとっては重要な時期だけに、協会関係者は頭を悩ませている。
後任の新会長は総会当日の任期満了に伴う役員改選で新理事(三十五人以内)を選出した後、理事の互選で決定する運びになっている。
同協会ではこれまで、副会長、理事からの昇格、登用を含む事務局案が提出され、承認されるケースが多かった。しかし今回は関係者らのさまざまな思惑も絡んで強い自薦、他薦がなく、有力な候補が現れない状況。何とか白羽の矢を立てても、本人が固辞するなどして暗礁に乗り上げている。
その背景の一つとして、一九九四年六月、当時の小野寺信雄気仙沼湾観光協会長(元気仙沼市長)から引き継ぎ、七期約十三年間務めた菅原会長の存在感を指摘する声もある。菅原会長は市長時代に培った幅広い人脈を生かし、強力なリーダーシップを発揮、気仙沼の観光を引っ張ってきた。関係者の一人は「後を継ぐには大きなプレッシャーを感じるらしく、なかなか手を挙げる人がいない」と嘆く。
さらに、五人いる副会長についても「現在が充て職の意味合いが強く、ストレートに昇格しにくい事情がある」(協会事務局)という。
人選作業はぎりぎりまで続きそうだが「このままでは当分、会長空席という異常事態の可能性も出てきた」と語る人も。多くの関係者は総会当日に”救世主”の登場を心待ちにしている。
菅原会長は一部で続投を望む声があったものの、健康上の理由もあって、今年三月三十一日付で辞表を提出、四月二十三日の理事会で受理された。
菅原会長は「任期中は多くの皆さんの協力や支援のおかげで大過なく過ごさせてもらった」と十三年間を振り返る。後任については「辞めたものが人事にまで口を挟むわけにはいかない」としながらも「これから大きな事業を乗り切れる新進気鋭の人を望みたい」と話している。 |
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