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■ツツジ鮮やか 笑顔も満開 2007.05.22
南三陸町・本吉町
田束山でまつり/
 南三陸町と本吉町にまたがる田束山(五一二メートル)で二十日、「第二十九回つつじまつり」(祭り実行委員会主催)が開かれ、気仙沼・本吉地方の内外から訪れた行楽客でにぎわった。

 午前中に青空が戻った田束山では、頂上レストハウス前で南三陸町の行山流水戸辺鹿子躍(ししおどり)保存会による演技があった。志津川高の生徒を含む八人が、鹿頭に長さ三メートルのささらを付けた独特の衣装を着て登場。「入端(いれは)」など三百年の歴史がある伝統の舞を披露した。朱に染まるツツジ群落と、広大なリアスの海を背に勇壮な舞を見せると、観客から大きな拍手が送られた。歌津魚竜太鼓の演奏も行われた。

 野だてや大正琴演奏、四つ葉のクローバー探しなどのイベントも開催。訪れた人々はさわやかな風を受けながらツツジを観賞したり、山頂からのパノラマを楽しんだりした。

 本吉町側でもこの日、山頂付近で「田束山石像公園まつり」(田束山観光公園保存会主催)が開かれた。大聖不動明王などの石像がある公園内で、いにしえの修験者の儀式を再現した護摩祈願が行われた。

 田束山には約五万本のツツジが自生している。既にあちこちで開花し、一気に山を染めるこれからが見ごろとなる。
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