| ■石巻港に最大級チップ船 |
2007.05.25 |
4万トン超
処女航海で荷揚げ/
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石巻港にこれまでで最大規模の大型船となる四万トン超級の木材チップ船が入港し、石巻港整備・利用期成同盟会(会長・土井喜美夫石巻市長)が二十四日、南浜埠頭(ふとう)大型桟橋に停泊した船上で歓迎セレモニーを開いた。石巻市や県、商工会議所などの関係者が「ポートセールス」の一環で、石巻港の利用促進や再度の入港を呼び掛けた。
入港したのは、パナマ船籍の「エスプリット・ロータス号」(四三、六二一トン、二十一人乗り組み)。今年四月に進水したばかりで、処女航海の荷揚げ港が石巻港になった。オーストラリアのタスマニア州ベルベイ港から、日本製紙が輸入した木材チップ四万五千トンを積んで、二十三日夕、石巻港に接岸した。
セレモニーでは、三浦修三副市長が「石巻港が一九六七年に開港して四十周年に当たる節目の年に、最大級の大型船を迎えられることができて喜ばしく思う」などと歓迎の言葉を述べた。
フィリピン人のネリィ・ティヒン船長に、同盟会から花束と入港記念の木製盾、乗組員全員分のスポーツタオルを贈った。
ティヒン船長は「記念になる処女航海で石巻に寄港することができて、うれしく思う。寄港を皆さんに祝っていただき、ありがとう」と感謝した。
荷揚げ作業は二十六日までの三日間で終了する見込みで、エスプリット・ロータス号は二十七日にも石巻を出港する。木材チップは日本製紙石巻工場で製造する上質紙、コート紙の原料になる。
同盟会などによると、木材や木材チップなどを運ぶ船はコスト削減を狙い大型化が進んでいるが、水深十一メートルの南浜埠頭では四万トン超級の貨物船の場合、積み荷の調整などが必要になる。現在、整備中の雲雀野埠頭は水深十三メートルの岸壁があるため、整備が完了すれば四万トンを超えるクラスの船が積み荷を満載しても楽に入港できるという。
同盟会は石巻港に初めて入港する大型船(総トン数三万トン以上)に対して歓迎式を開いている。
【石巻港に入港した船舶で最大級のエスプリット・ロータス号=石巻港南浜埠頭】 |
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