| ■網地島、笑いで元気 |
2007.05.24 |
9月、学生落語の全国大会
真打ち認定・住民の実行委発足/
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石巻市の網地島で大学生が落語の真打ちに挑戦−。全国の大学落語研究会(落研)の学生を対象にした「第一回全国学生落語真打大会」が九月十五、十六の両日、網地島で開かれることが決まった。石巻市が島民らと昨年度描いた離島振興策「愛ランドプラン」に盛り込まれた重点事業の一つが実現することになる。島の住民たちによる大会の実行委員会が発足し、全国の落研に参加を呼び掛けるなどの準備に乗り出した。網地島を笑いで元気にするとともに、継続的なイベントにして島おこしにつなげようと張り切っている。
大会は、網地島の住民を中心に組織した全国学生落語真打大会実行委員会(会長・小野勝吉網地島コミュニティー推進協議会)が主催。石巻市が共催し、大会運営を全面的に支援する。
実行委と市のまとめた大会開催要項によると、全国の落研に事前に送付してもらったビデオテープで一次審査し、まず二十人の参加者を選出。九月十五日に二十人による「二つ目昇進会」を開く。審査で二つ目に認定された八人によって翌十六日に「真打昇進決勝大会」を開催。優勝者一人を「学生真打」に認定する。
全国学生落語大会の開催を市の愛ランドプランに提案したのは、網地島の診療所「網小医院」看護師長の谷中紳太郎さんだった。「網地島には高齢者が多いので、落語を企画すれば楽しんでもらえると思った。しかも全国大会の規模となれば、網地島を大勢の人に知ってもらう機会になる」と谷中さんは話す。
落語と網地島の結び付きは、網小医院を運営する医療法人・陽気会(栃木県栃木市)の早乙女勇理事長がつくった。落語協会の桂才賀師匠と知り合いの早乙女理事長が、網地島で何らかの落語イベントを打診したところ、中央大の落研を指導する才賀師匠は昨年八月、学生たちを連れて島を訪問した。島民たちを長渡公民館に集めて「爆笑 網地島納涼寄席」を開き大好評を博した。谷中さんに全国大会に向けて自信が芽生えた。
一方、石巻市は六月下旬か七月上旬ごろ、愛ランドプランを具体化する組織として「愛ランド推進委員会」を設置。全国学生落語真打大会の盛り上げにも役立てる。
市総合政策課は「東北の離島で、学生落語の全国大会というイベントは珍しく、新しい試み。ぜひ大成功に導きたい」と話している。 |
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