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■「命の道」として広域活用 2007.05.23
三陸道−石巻赤十字病院 専用路
運用1年、河北−桃生津山試走/
 三陸自動車道と石巻赤十字病院を直結する救急車専用路の利便性が評価され、広域的に活用されていることが国土交通省仙台河川国道事務所のまとめで分かった。二十二日には、三陸道の河北−桃生津山間での救急車試走や、救急担当者と道路管理者が救急車専用路で意見を交換。関係者が連携をさらに強化し、三陸道を活用して救急医療を支えていくことを確認した。

 仙台河川国道事務所によると、今月十五日で運用一年が経過した専用路の利用は六百十九回、一日平均約二回の利用があった。石巻圏以外の利用が25パーセントに達しており、関係者は「県北の救急医療を三陸道がカバーしている部分が大きい」と分析している。
 圏域別の利用状況は、石巻圏が全体の75パーセントを占める四百六十七回、次いで登米圏が14パーセントの八十四回、気仙沼・本吉圏が10パーセントの六十二回。仙台方面などからの利用も六回あった。

 専用路の運用開始前と後では、登米消防本部と気仙沼・本吉広域消防の利用がそれぞれ二・四倍になったほか、地元の石巻広域消防の利用も一・二倍に伸びた。

 意見交換会に出席した登米消防本部の関係者は「三陸道が桃生津山まで延びることで、さらに救急搬送時間が五−十分ぐらい短縮され、救命率の向上につながるだろう」と話していた。

 専用路は、救急車に搭載しているリモコンで操作。県北の自治体消防や県赤十字血液センター、県警高速隊、航空自衛隊など二十五機関で使えるようになっている。
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