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■輝く緑 一番茶摘み 2007.05.22
石巻市桃生樫崎
生育上々、おいしさ提供/
 石巻地方に初夏の訪れを告げる一番茶の摘み取りが二十一日、石巻市桃生町樫崎の鹿島茶園=佐々木浩さん(四三)経営=の茶畑で始まった。

 同園裏手の鹿島山の南斜面に広がる約一・五ヘクタールの茶畑では、家族や応援の地元主婦ら八人が作業に当たった。経験豊富な人ばかりで、日差しを浴びて輝く新芽を手際よく摘み取っては、竹かごに入れていった。佐々木さんの二男暉君(桃生小三年)と長女愛ちゃん(同一年)も疲れを見せず、元気に手伝っていた。

 鹿島茶園では、茶畑の約七割が高品質の「やぶきた」と呼ばれる品種で、残りは甘みが豊富な「さやまみどり」など、数種類を栽培している。桃生地区は日当たりとともに、眼下に望む北上川の川霧が良質な茶の栽培に適している。佐々木さんは「暖冬で生育状況はまずまず。例年以上においしい茶を提供できる」と話している。

 今後、三日ほど手摘みをした後、機械での摘み取りに移る。一番茶は六月上旬まで収穫。茶葉は蒸してもみながら乾燥させる工程を経て、約一週間で新茶の製品になる。

 同園は二番茶までの今シーズン、約五トンの生産を見込む。県内のお得意さんへの宅配を中心に、農協などの農産物直売所で販売するという。

【初夏の風物詩となっている一番茶の摘み取り作業=石巻市桃生町樫崎】
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