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■親子で山菜採り、農作業 2007.05.15
古里の恵み知ろう
石巻「カナン未来塾」開講/
 親子で古里の食文化や農作業などを体験してもらう「カナン未来塾」が十三日に開講した。親子二十組、計四十六人が参加して、初回は山菜採りと野菜作りに挑戦した。子どもたちは山菜を見つけようと、坂道を上ったり下りたりと、自然の中で伸び伸びと活動。同時に動植物の生態にも関心を示して、環境保護の大切さを学んでいた。

 石巻市の「まちづくりの会 みずすまし」(只野正宏代表)が主催。同市北村の河南旭山農業体験実習館で開講式があり、只野代表が「子どもが自分の古里を好きになるような活動を行っていきます」、塾長の阿部敏昭さんが「地域の良さを見つけ、守り、多くの友だちをつくってください」と呼び掛けた。

 未来塾のオリエンテーションの後、県立公園旭山を親子で一時間ぐらい散策し、フキ、ゼンマイ、ヤマミツバ、ヤマウド、タラの芽などを採取。農業体験実習館に持ち帰ってからてんぷらにして味わった。

 午後からは前谷地地区の農地に移動して、ジャガイモ、サツマイモの苗やスイカの種を植えた。草取りなどの管理をしながら秋の収穫を待つ。

 お母さん、弟と一緒に初めて参加した同市須江小二年生の伊東謙心君(八つ)は「山を歩きながら山菜を採るのが楽しかった」と話していた。

 未来塾は、石巻地方の小学生と保護者を対象に実施。八年目の今年は「田舎(いなか)を体験しよう」を年間テーマに、六月にはイチゴジャム作り、カブトエビ観察、七月には虫捕り、そば打ち、タケノコ収穫、九月には大根の種まき、枝豆の収穫、十月にはクリ拾い、キノコ採りなどを計画、来年二月まで毎月一回の割合で開催する。

【山道を歩きながら、山菜のある場所や見分け方を学ぶ子どもたち=石巻市北村の県立公園旭山】
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