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■新市民憲章を来春制定 2007.05.11
石巻市つくる会委員公募
将来像、市民の願い反映/
 石巻市は新しい市民憲章の制定に乗り出す。近く委員を公募して市民主体の「市民憲章をみんなでつくる会」(仮称)を六月中に組織。アンケートや意見の募集もして年内に草案を作成する。市議会での議決などを経て、来年四月の合併三周年記念式典で新キャラクターマークとともにお披露目する。合併した旧七市町それぞれに市民・町民憲章があったものの、新市誕生と同時に廃止された。「明るくあいさつのできる市民になります」といった行動規範のような内容が大半だったが、新憲章は市の将来像、市民の願いを反映した新しい感覚の文言を目指す。

 「つくる会」の委員は二十人程度で構成する予定。教育・商工・女性など各種団体の代表七人、市民からの公募十人、行政職員三人以内の構成を見込んでいる。今年十二月末まで十二回ほどの会合で草案を練る。

 公募委員は「市報いしのまき」六月号に要項を掲載し募集する。併せて憲章の表現方法やスタイル、新しい市に対する意見も募る。

 市の公共施設などに用紙と回答箱を設置し、市民のアンケートも実施する。石巻市をこんなまちにしたい−。「こんな」を表す言葉(形容詞など)と、市民憲章に使いたいキーワードを調べる。

 石巻市は今年三月に策定した新市の総合計画(二〇〇七−一六年度)で、「協働によるまちづくり」を重点目標の一つに掲げている。市は市民憲章の制定を市民との協働を実践する手始めにするとともに、総合計画基本構想で示した将来像実現への重点的施策に位置付けている。

 合併で廃止された旧市町の市民・町民憲章は、昭和五十年代に制定された。「やくそくを守る市民になります」「健康で住みよい町をつくります」といった理想的行動を呼び掛ける内容が中心で、最近の市民からはやや共感を呼び起こしにくい表現になっていた。

 近年制定されて全国的に評判を呼んでいる市民憲章は、まちづくりの方針を簡潔に誓いの言葉として表現したり、市民の思い、まちを愛する心を文学的に表現したりして、親しまれるような文言を工夫している。

 市は六月一日付で市民に配布する「市民憲章だより」で先進的な市民憲章の例を紹介し、理解を深めてもらう。

 土井喜美夫市長は「恒久的に市民の心のよりどころになる市民憲章が求められている。洗練されて、型にはまらない新しいものを目指したい」と話している。
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