| ■福呼ぶ”い草”米俵 |
2007.05.03 |
桃生・高橋さん発案
友人らと製作、農協に寄贈/
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全国的にも珍しいい草を使った米俵が二日、いしのまき農協に寄贈された。石巻市桃生町給人町の高橋義一さん(五三)が発案し、親類や友人のお年寄りが協力して製作している展示用の俵。農協は俵を広く市民にPRし、米の消費拡大にも一役買ってもらう予定だ。
この俵は、稲わらに比べ、風化しにくく長持ちするい草の性質に注目し、五年ほど前に高橋さんが考案した。俵の製作を佐藤定勝さん(七三)=同町給人町=、俵を乗せる台を阿部誠司さん(七二)=同町高須賀=、台の塗装を高橋鉄さん(七〇)=同市和渕=、俵を縛る綱を小山トヨコさん(七一)=同市小船越=がそれぞれ担当。すべて手作りで、三年前から製作を始めた。
大小八種類があり、今回寄贈したのは最も大きい直径三十五センチの俵。六つをピラミッド状に組んで綱をかけ、台に乗せて贈った。「福俵」と書かれた看板もセットにした。
高橋義一さんが代表を務める高橋商店(多賀城市)で、展示用に販売しており、旅館や米屋、すし店などが利用。竹駒神社(岩沼市)、塩釜神社にも奉納し、喜ばれたという。
製作の狙いについて、高橋義一さんは「米の出荷に俵が使われなくなり、埋もれている技術がもったいなかった。作れる人がいるうちに、若い世代にもアピールしたかった」と話していた。
農協は、同市中里五丁目の本店ロビーに展示。ホームページ上でも紹介する。営農販売部の酒井秀悦部長は「福がもたらされるよう、広く市民に見てほしい。販売拡大にもつなげたい」と感謝していた。
【寄贈された「い草の米俵」と製作したメンバー=石巻市桃生町給人町】 |
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