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■行革へ知恵出し合おう 2007.04.28
南三陸町、全職員説明会
現状、課題を再確認/
 行財政改革に職員一丸となって取り組もうと、南三陸町は全職員を対象にした説明会を開き、町財政の現状と課題をあらためて認識し、行革の実施計画である「集中改革プラン」のスピードある具現化へ意識を高めた。

 説明会は、二十三日から二十五日までの三日間開かれ、病院職員を除く全職員約三百七十人が出席した。佐藤仁町長らが地方交付税をはじめとする一般財源の減少、恒常化する財政調整基金からの繰り出しなど現状を説明。このまま推移すると、数年先には財政再建団体に転落する危険性が高いことなどを示した。

 財政調整基金は、〇七年度当初予算でも三億円を取り崩し、残高は約二億円。既に本年度繰り入れ分を割っており、〇八年度予算編成のめどが立たない状況にあるという。

 現状を踏まえ、官民による公共サービスの提供体制の構築、目標を持った戦略的な行政経営、事務事業の総点検、組織・機構の見直しを課題に挙げた。集中改革プランに示された七十四項目を着実に推進することで、住民生活に焦点を当てた行財政経営システムを構築し、結果として財政調整基金を投入しない持続的な予算編成を目指す。

 佐藤町長は「行革は自治体の知恵比べ。知恵を出し合って進めたい。ピンチをチャンスに変える機会にしたい」と話し、前向きに、目的を持って取り組む決意を示し、職員総参加を促した。

 〇七年度の重点的推進事項として(1)民間委託の推進(2)事務事業の総点検(3)補助金などの整理統合(4)職員旅費(日当)の見直し(5)組織・機構の見直し(6)給与制度運用の適正化推進−を掲げた。(1)から(4)までは九月末までを目標とし、新年度予算編成に反映させる。

 事務事業の総点検は五月に全庁で開始する。現行事務事業の目的、有効性、コストなどを各課、係で洗い出し、プロジェクトチームで全体的な調整を図る。
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