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■直文作品、松山で紹介 2007.04.25
短歌掛け軸や書物など
子規記念博物館、気仙沼で資料収集/
 俳人、歌人の正岡子規(一八六七−一九〇二年)を紹介する愛媛県松山市立子規記念博物館の渡部光一郎学芸員が二十四日、気仙沼市松崎片浜の「煙雲館」などを訪れ、国文学者で歌人の落合直文(一八六一−一九〇三年)に関する資料を収集した。

 直文が詠んだ短歌の直筆掛け軸や編集を手掛けた書物十三点を写真に記録。生誕百四十周年記念で七月十日から開く特別企画展「子規と鉄幹・晶子−近代短歌の黎明(れいめい)」で展示する。

 仙台藩重臣の鮎貝氏の居館で直文の生家でもある「煙雲館」では、鮎貝家十七代当主宗房さんの母文子さんや近隣に住む家臣の子孫が、渡部学芸員の求めで用意した掛け軸などを持ち寄った。

 文子さんは「直文の功績を評価し、近代短歌の潮流を一堂に紹介する資料の中に展示してもらうのはうれしい」、気仙沼の落合直文会の西城重一会長は「直文の偉大さを物語る。活動を積み上げてきたことに意義を感じた」と語った。

 渡部学芸員は「子規に先行し、短歌の革新運動の先達だった直文を見落とせない」と語った。

 特別企画展は八月十九日まで。子規の短歌を取り上げ、その源流として直文らを紹介するとともに、「アララギ」「明星」といった近代短歌の二大潮流を解説する。一般四百円。問い合わせは同博物館089(931)5566へ。
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