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■夢の大島架橋へ前進 2007.04.24
気仙沼2カ年で環境調査
地元と県懇談会/
 気仙沼市の大島架橋事業について県は二十三日、県気仙沼合同庁舎で行われた地元関係団体との懇談で、着工までに必要な環境影響調査(環境アセスメント)を二〇〇七、〇八年度で実施する方針を説明した。架橋本体の着手時期について村井嘉浩知事は既に「平成二十年代半ば」との見通しを示しており、一歩ずつだが具体的になる事業に、地元関係者は「少しでも短縮を」と期待感を強めている。

 懇談したのは、県側が四月に赴任した大内章由・県気仙沼土木事務所長ら担当者、地元側が大島架橋促進協議会(小野寺成人会長)、大島地区振興協議会(水上忠夫会長)、鹿折地区大島架橋推進懇話会(小松松男会長)などの代表と市議会大島架橋唐桑最短道建設促進特別委員会(菅原博信委員長)のメンバー。市建設部も出席した。

 橋全体の長さについて、県は「国定公園内の規制や航路などとの兼ね合いで流動的」と断った上で、橋本体が約四百メートル、本土側取り付け部分が約千二百メートル、大島側取り付け部分が約七百メートルになるとの試算を公表した。

 大島架橋は大規模事業評価の対象となることから、本年度から環境影響調査を実施。騒音、振動、動植物への影響などを一年かけて調査し、その結果を県の大規模事業評価委員会に示して〇八年度に審査を受ける。

 県は、鹿折側の架橋アクセス道となる「県道大島浪板線」改良工事(待避所設置)についても説明。本年度は大浦地区の二カ所を整備し、それに伴い待避所設置工事に区切りをつける考えを示した。一九九八年度から進めてきた事業の全体経費は約十六億八千七百万円になるという。

 出席した地元側の代表らは「一年も早い実現を」「県事業に今まで以上に期待している」などと語り、架橋への熱い思いを伝えた。大内土木事務所長は「大島架橋は当然必要だ。地元の協力を得ながら、地域の声を届けていかなければと思っている」と述べた。
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