| ■美しい松林復活願う |
2007.04.17 |
大谷中生徒や地元住民ら
大谷海岸に苗木500本を植樹/
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松枯れの被害が深刻になっている本吉町三島の大谷海岸に青々と育つ松林を取り戻そうと、同町大谷中(菅原邦保校長)の生徒が十六日、海岸近くの松林にクロマツの苗木を植樹した。昨年に続き二回目で、「かつての美しい松林のように立派に育って」と期待を寄せた。二十年ほどで約十メートルの成木に成長する。
植えたクロマツは約三十センチに成長した三年目の幼木五百本。全生徒約百三十人のほか、東北森林管理局の職員や地元の人たち約四十人が、海水浴場北側の約二千平方メートルに一本ずつ植えていった。
植樹後は海岸一帯の清掃を行い、空き缶や廃タイヤなどのごみを拾った。同中一年畠山慶哉君(一二)は「ごみがたくさんあって残念だった。きれいな海を守りながら植えた松を大事に育てたい」と話した。
同地域は二〇〇一年ごろから松枯れの被害が深刻化。クロマツに代わり落葉樹のアカシアが優勢になるなど植生が変わりつつある。冬場になると葉が落ちるアカシアは、防風林や防潮林の役割を果たさなくなってしまい、問題になっている。
同中では松枯れした木を見学したり、被害の拡大防止に有効とされるアカゲラを松林に呼ぶために巣箱を設置したりするなど松林の保護、再生に力を入れている。総合学習担当の小野寺雅之講師(五二)は「松林の再生を目指し地道な活動を続けている。子どもたちと一緒に自分たちの海と松林を守っていきたい」と話している。 |
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