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■「こがねふかひれ号」ようこそ 2007.04.15
仙台発第1便、気仙沼到着
粋なもてなしに感激/
 JR気仙沼駅前で十四日、仙台と気仙沼を結ぶJR東日本の特別列車「こがねふかひれ号」の運行記念イベントセレモニーが行われた。時折小雨の降るあいにくの天候だったが、趣向を凝らした数々の企画で観光客らを歓迎。気仙沼ならではのもてなしに観光客らは感激していた。

 仙台駅午前十時十五分発で気仙沼駅に午後零時三十五分に到着した下りの”第一便”には、仙台駅から約七十人が乗車。南気仙沼駅と気仙沼駅でそれぞれ三十人ほどが下車したという。

 気仙沼駅では第一便の「こがねふかひれ号」が到着すると、千葉信明駅長、「こがね号」の名付け親で一日駅長の大和田梨緒さん(気仙沼高三年)が出迎えた。

 駅前では、辻隆一市観光協会副会長が「気仙沼にはフカヒレやカツオの水揚げなど日本一が数多い。気仙沼の素晴らしさを楽しんでください」とあいさつ。唐桑崎浜大漁唄込(うたいこみ)保存会(堺秀一会長)が自慢の歌声を響かせ、歓迎ムードを盛り上げた。

 気仙沼名物のフカヒレスープやイカの塩辛、メカブなどを無料で振る舞ったほか、観光パンフレットや市内の乗り物や入場券、買い物が割引となる「得々パスポート」もプレゼント。お楽しみ抽選会などもあり、人気を集めた。

 気仙沼コンベンションビューロー協議会御弁当サプライヤー委員会(菅原宏委員長、九業者)の駅弁「纜(ともづな)弁当」は当初予定の二倍に当たる六十個を午前九時から発売。午前十一時前には完売する人気ぶりで、観光客らの口には残念ながら入らなかった。
 委員会では「観光客の皆さんにもぜひ食べてもらいたい」と、十五日には午前に五十個、午後に三十個の計八十個を販売する。

 第二十五回河北新報気仙沼つばきマラソンのハーフの部出場のため「こがねふかひれ号」を利用した喜多方市の男性(四四)は「フカヒレスープも塩辛もおいしかった。明日のレースの良い励みにもなりました」と笑顔で感想を語っていた。

 千葉駅長は「初日としてはまずまずの利用者数と思う」と語り、これからゴールデンウイークなど本格的な観光シーズンを迎えることから、今後の利用者増に期待を寄せていた。

 「こがねふかひれ号」は仙台駅発下りと、気仙沼駅午後四時三十五分発−仙台駅午後六時五十六分着上りの一日一往復。仙台−気仙沼間を二時間二十分で結ぶ。列車内は前後自由に回転できるリクライニングシートやソファ、大きな窓の展望室を備え、豪華で快適な列車の旅が満喫できる。

 運行期間は九月三十日までの土、日、祝日(八月十一、十二日は除く)。料金は仙台−気仙沼間が大人二千二百十円、子ども千百円。指定席は大人五百十円、子ども二百五十円の追加となる。

【大和田1日駅長や千葉駅長らが改札口に集合し、笑顔でお出迎え。乗客から好評を博した】
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