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■気仙沼鮎貝家古文書 仙台へ 2007.04.07
21日から伊達家臣展に出品
450年前の書状初公開/
 仙台藩主伊達氏の重臣として気仙沼で栄えた鮎貝家の古文書が、二十一日から仙台市青葉区の青葉城資料展示館で開催される企画展「伊達家当主と家臣たちの戦国時代」に出品される。子孫の鮎貝家としてこれまで表に出さなかった戦国時代の古文書。

 古文書は一五五三(天文二十二)年、伊達政宗の祖父晴宗が当時の鮎貝家当主盛宗にあてた知行状など三通。晴宗が父稙宗と戦った天文の乱に際して味方した功績として、現在の山形県長井市内に領地を与えるという内容のものなど。

 同展示館の大沢慶尋主任学芸員が六日、鮎貝家の居館である気仙沼市松崎片浜の「煙雲館」を訪れ、鮎貝家十七代当主・宗房さんの母の文子さんに、展示するための借用を要請した。

 文子さんは市教委、気仙沼ユネスコ協会などの関係者立ち会いのもと、借用を了承。文子さんは「地域の、日本の歴史文化の資料として役立ててもらうことはありがたい」と話した。

 大沢主任学芸員は「鮎貝家は政宗の時に謀反を起こしたとして一度討伐されているが、出自が伊達家の同じ名門藤原氏であり外様国衆で力を持っていたため、政宗がその力をそごうしたのが実態。今度拝借する資料には鮎貝家の強大さが表れている」と言う。

 出品される古文書にも、伊達家の鮎貝家に対する心配りが見られるという。

 企画展では他の家臣に関する古文書、登米の伊達家の資料など計二十三点を展示する。同展示館では仙台城の復原映像や資料も展示している。問い合わせは同展示館022(227)7077へ。

【鮎貝家に伝わる戦国時代古文書。伊達晴宗から鮎貝盛宗あての知行状】
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