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■防災拠点 本格運用 2007.04.26
石巻地区消防本部
最新設備の庁舎お披露目/
 四月に石巻市大橋一丁目に移転して業務を開始した石巻地区消防本部と石巻消防署の新庁舎開庁式と高機能消防指令センター運用開始式が二十五日、同本部で開かれた。関係者約二百六十人が出席し、最新の設備を整えた庁舎をお披露目。新たな防災中核施設の完成を祝った。

 あいにくの雨のため、式典は車庫の中で実施。開庁宣言、テープカットに続き、石巻地区広域行政事務組合の土井喜美夫理事長が「新庁舎が完成し喜びに堪えない。消防職員はこれを契機に消防業務の重要性を再認識し、団結力を持って業務に励んでほしい」と式辞を述べた。

 式典終了後は、出席者たちに庁舎内を案内。消防指令センターや災害対策室など各施設を説明した。

 新庁舎は、免震構造の鉄筋コンクリート三階建てで、延べ床面積が約五千平方メートル。訓練施設や車庫、ヘリポートのある駐車場などもあり、敷地面積は約一万平方メートル。

 最新のシステムを導入した消防指令センターも運用を開始している。一一九番通報の受信を本部に一本化し、通報先を瞬時に特定。出動態勢の迅速化と現場活動の円滑化を実現している。

 大災害時の指揮拠点となる防災対策室や、飲料水の供給に利用する三百十五トンの貯水タンクなど、災害時の機能も充実。

 石巻市双葉町にあった旧庁舎は、建設から三十九年が経過し、老朽化と敷地の狭さが問題となっていた。新庁舎建設事業は、石巻地方では初の民間資金活用(PFI)で、総事業費は約三十五億円。

 同本部は一日から新庁舎での業務をスタート。設備や機材の調整、使用訓練などを積み、この日の本格運用開始を迎えた。
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