| ■地道な点訳奉仕光る |
2007.04.25 |
「点字いしのまき」300号
25年、毎月欠かさず/
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石巻市内の視覚障害者に生活情報を提供しようと、石巻市図書館が一九八二年五月から毎月発行している「点字いしのまき」がこのほど、創刊三百号を迎えた。創刊以来、点字いしのまきを支えてきたのが石巻点字勉強会(浦川道子会長、七人)。二十五年間、毎月欠かすことなく発行してきた。会員たちによる地道な点訳ボランティア活動は、石巻地方を知る貴重な生活情報源として視聴覚障害者に喜ばれている。
点字いしのまきは、石巻かほくなどの記事をはじめ、市民会館や石巻文化センター、視覚障害者協会などの行事案内、市内の情報誌から抜粋したコラムや飲食店情報などで構成。市内在住の十一人の視覚障害者が登録しており、市図書館職員が宅配サービスしている。
作成しているのが石巻点字勉強会。毎月第二月曜日、市図書館で編集会議を開き、職員と原稿の内容を検討。自宅に一人一人原稿を持ち帰ってタイプライターやパソコンを使って点訳している。会員たちは「現在は点訳のパソコンソフトや専用のプリンターがあるため、部数を多く作るのが楽になった」と話す。
四月に三百号を迎えて、浦川会長(六五)=石巻市貞山=は「これからも利用者の声を反映した誌面づくりをしていきたい」と語る。今後は休日当番医の情報を追加するなど、生活情報誌としてのさらなる充実を目指す。
利用者の南伸子さん(五五)=石巻市蛇田=は「視覚障害者にとって地元の情報源は少ないので、とても役立っている。飲食店情報を参考に外出することもあり、行動範囲も広がった」と感謝する。
点字勉強会では、次世代の育成を目的に、昨年九月から市図書館と共催で点字ボランティアの養成講座を開講、五人の受講生が計十三回の研修を修了している。 |
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