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■桜前線到着さあお花見 2007.04.15
初夏思わせる陽気 石巻地方
枝ぶり見事、秋田屋庭園公開/
 石巻地方は十四日、初夏を思わせる陽気となり、桜の花が大きく膨らみ、一気に見ごろを迎えた。石巻市の桜の名所・日和山公園には早くも大勢の花見客が繰り出した。市中心部の商店街・立町地区のイベントに連動した旧家の庭園開放では、桜の古木のしっとりした風情を楽しむ人たちでにぎわいを見せた。石巻の十四日の最高気温は午後二時前に一八・四度まで上昇、五月中旬並みの暖かさだった。

 石巻市による「観桜期間」が始まった日和山に、陽気に誘われて早くも花見客が詰め掛けた。幻想的な夜桜を演出する桜のライトアップもスタートした。

 日和山の桜の九割を占めるソメイヨシノはまだ五、六分咲きだが、十四日の暖かさで花はさらに大きく膨らんだ。桜の下では、シートを敷いた人たちのうたげが始まった。酒や料理をいっぱいに広げて、青空と桜の対比を楽しみながら談笑。興に乗って手拍子と歌が広がるグループもあった。

 二十二日までの観桜期間中、石巻防犯協会の会員たちが交代で公園内の巡回指導をして安全な花見に気を配る。十四日は山の手地区を中心にした防犯実働隊の出動式も昼すぎにあった。投光器と電飾で桜を彩るライトアップは午後六時から九時まで。観桜期間中、続けられる。

 土日は市役所周辺、市女高隣、石巻小など六カ所、百九十三台分の公共駐車場を花見客に開放する。しかし、駐車場の少ない日和山公園の周辺は車で混雑するため、土日に交通規制も実施する。市は交通指導隊などの指示に従うよう呼び掛けている。

 見事な枝ぶりの桜が情緒を織りなす石巻市立町二丁目の旧家・本家秋田屋邸(当主・浅野仁一郎さん)で、庭園の一般公開も始まった。

 ソメイヨシノの古木が六、七分咲きを迎えており、歴史を感じさせる庭園と桜の共演を一目見ようと、大勢の見物客が足を踏み入れた。同じく樹齢六十年と見込まれるシダレザクラも淡い紅色の花をほころばせ始めている。

 庭園内では、立町二部会婦人部(梶原ゆう子会長)のメンバーが、訪れた人たちにお茶やお菓子をサービスしている。ソメイヨシノの下に設けた休憩所で一服しながら、ちょっぴり優雅な気分の花見を楽しむ人たちもいた。

 庭園の開放は十五日(午前十時−午後四時)まで。立町通りで展開する「桜祭り」お花見セールの一環。
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