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■「太郎坊杉」すっきり 2007.03.31
気仙沼羽田神社
枯れ枝などせん定、本殿への落下防ぐ/
 気仙沼市上羽田の羽田神社(尾形公夫宮司)は三十日、ご神木で県天然記念物になっている「太郎坊・次郎坊杉」のうち太郎坊で、本殿の屋根にかかるなどした枝や枯れ枝をせん定した。

 強風などで枝が落下し事故になるのを防ぐのが目的。尾形宮司が現場で作業の安全を祈願した後、伐採業斎藤彦幸さん(六七)=気仙沼市赤岩老松=が現場に足場を組み、氏子四人の協力を得て行った。市教委生涯学習課職員が立ち会った。巨樹の枝は大きいため、切断後もロープで慎重に下ろしていた。

 雨のため、この日は数本切って作業は中断。天候の良いに再開し、大小十本ほどの枝を切る予定だ。

 せん定作業は氏子の「崇敬会」の協力で行われた。県の天然記念物のため事前に県文化財保護審議会委員で植物専門の大橋広好氏(東北大名誉教授)の指導を受けた。

 「太郎坊」は、本殿前で対になっている「次郎坊」とともに樹齢約九百年で、高さは四十六メートル。樹勢は衰えていない。

 尾形宮司は「過去に『次郎坊』の枝が落下し、本殿が破損したことがある。『太郎坊』も文化財としての現状を著しく変えない程度、危険な枝を必要最小限切ることにした」と話していた。

【足場を組んで行われた枝のせん定】
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