| ■清水、荒砥両小「統合やむなし」 |
2007.03.30 |
志津川小通学で住民懇
児童数の減少、校舎の老朽化/
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南三陸町教委(阿部東夫教育委員長)は二十七、二十八の両日、二〇〇八年四月一日を予定する志津川小への清水、荒砥両小の統合に向けた住民懇談会を清水、荒砥小で相次いで開いた。反対や存続を求める声は残るものの、児童数の減少、校舎の老朽化などを背景に、出席した両学区の保護者、地域住民からは「子供たちのためには、やむなし」とする声が大勢を占めた。町教委は、〇七年度を統合に向けた準備期間とし、三校の交流を図りながら作業を進める。
清水、荒砥小ともに保護者、地域住民ら約六十人が出席。町側からは教委に加え、佐藤仁町長、及川逸也企画課長が出席した。
両校共通の懸念事項として上げられていた志津川小までの通学手段の確保について、町側は「スクールバスを確保する」と約束。清水、荒砥それぞれのルートに午前一便、午後二便で検討していることを説明した。
ともに小規模校ならではの特色ある教育活動を展開してきた。住民からは「良いところを少しでも残してほしい」「新生統合小というが、吸収のイメージがどうしてもある。子供たちが不平等を感じたり、いじめに遭うことのないよう、万全を期してほしい」などの意見が出された。
各懇談会の最後に、座長を務めた阿部教育委員長が「意見を参考にし、(〇八年四月統合の)基本方針に沿って進めたい」と考えを述べ、これに異論を唱える人はなかった。両校とも、懇談会に出席できなかった地域住民のために「懇談会の内容をまとめた文書を全世帯に配布してほしい」との要望があり、町教委は応じる方針。
地域住民の一人は「地域から学校がなくなるのは大きな問題。賛成も反対もあるのが当然だが、総体としてはやむを得ないという思いだろう。しっかりと対応してほしい」と話した。
町教委は、入谷中の志津川中への統合も方針として決めている。先に行われた入谷地区の懇談会で要望のあった行政区ごとの懇談会を四月の早い時期に実施することを二十八日の定例委員会で決めた。片桐博教育長は「各行政区の声を集約し、四月中に今後の進め方を決めたい。できるだけ、来年四月の実現に努力する」と話した。 |
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