| ■20年越し悲願かなう |
2007.03.27 |
県道本吉室根線、改良終え全線開通
住民ら渡り初め/
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二十年にわたった本吉町の県道本吉室根線の改良工事が終わり、全線開通式が二十五日、同町中川内の江染橋であった。雨の中、多くの住民らが駆け付け、完成を喜んだ。
開通式には県と、本吉町、地元住民ら約百二十人が出席。森琢男町長が「本吉町と一関市を結ぶこの道路は重要な位置にありながら、狭く不便なため、改良は長年の悲願だった。用地協力者の理解をいただき完成した。県際交流、産業振興、町民生活に大きな役割を果たすことを期待している」とあいさつした。
山県延文県土木部次長をはじめ県、県議会、町議会の代表が祝辞を述べた後、関係者による交通安全祈願、テープカット、くす玉割りが行われた。また渡り初めの式があり、神官の誘導で地元川内地区在住の農業三浦誠さん(八四)と同佐藤栄正さん(七七)のそれぞれ三世代家族を先頭に出席者や住民が津谷川に架かる江染橋の渡り初めをした。
住民たちは「良かった」「おめでとう」と声を掛け合い、新しい道路の完成を喜んだ。
この後、地元の川内地域振興会(佐々木国也会長)による祝賀会があり、佐々木会長は「素晴らしい県道に生まれ変わり、住民として喜びに堪えない。孫子、末代まで大事に利用させてもらう」と話した。高橋清男町議会議長の発声で全員が乾杯。祝いのもちも配られた。
県道本吉室根線は本吉町津谷明戸の国道346号を起点に、一関市室根町の国道284号に至る道路。本吉方面から一関方面へ抜ける最短ルートで、総延長二一・五キロ。緊急時には国道284号を代替えする路線としての役割も担う。
本吉町分の約六・四キロについては道路幅が狭くて見通しも悪く、大型車のすれ違いが困難で、車両と歩行者の円滑な交通ができない状況だった。このため、一九八七年度から用地買収に着手、区間を決めて段階的に改良を進め、順次使用してきた。総事業費四十五億円。 |
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