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■浜はサクラ色イサダ漁解禁 2007.03.09
魚価、回復期待の初値
気仙沼地方/
 県内のイサダ漁が八日解禁となり、気仙沼市魚市場や志津川魚市場に初水揚げがあった。このうち気仙沼魚市場には初日、二百五十トン近い水揚げがあった。一キロ当たりの単価も四十円を上回り、まずまずの出足となった。

 同魚市場には、午前中から気仙沼・本吉地方などのイサダ引き網、すくい網船が先を争うように次々と入港した。

 いずれもピンク色のイサダの入った魚かごを満載しており、初日は計四十一隻が入港。三十キロ入りのかごで八千二百七十四個、合わせて約二百四十八トンを水揚げした。昨年の解禁初日(三月六日)と比べると十五トン多い。

 主な漁場は、気仙沼市の唐桑半島沖から南三陸町歌津沖。入港した漁船の乗組員によると「群れはやや分散気味だが、昨年に比べればまずまずといったところだ」と話していた。

 入札の結果、一キロ当たりの価格は四十−五十円。昨年(三十一−二十九円)に比べ十円以上も高くなった。在庫がだぶついた一昨年の解禁時に二十円前後だったのと比較すると、今シーズンの魚価の回復に期待がかかる初値となった。

 原油価格の高騰も下落傾向にあるだけに、同魚市場では「春漁のさきがけだけに、豊漁になってほしい」と期待している。

 今年の太平洋沿岸(岩手県−茨城県)の漁獲割当量は前年より一千トン少ない四万六千トン、宮城は前年と同じ一万九千トンが割り振られた。

 気仙沼市魚市場への昨年のイサダ水揚げは六千九百四十六トン、二億三千五百五十六万円。数量はサンマ、カツオ、ヨシキリザメに次いで四位で同魚市場水揚げ数量の6・5パーセントを占める主要魚種。きれいなピンク色をしており、タイなど養殖魚の色付け用餌、釣り餌として需要は高い。
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