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■大きくなって戻ってね 2007.03.08
南気仙沼小2年生
大川にサケ稚魚放流/
 南気仙沼小(菊池平夫校長、児童三百九十九人)の二年生五十八人が七日、学校近くを流れる大川にサケの稚魚約五万匹を放流した。

 稚魚は気仙沼鮭(さけ)漁業生産組合(笠沼暹組合長)が提供。三百匹は児童たちが昨年十二月に五年生から譲り受け、冬休みから自宅に持ち帰り、大切に育てた。

 この日は肌を刺す冷たい天候となったものの、児童たちは元気いっぱい。ペットボトルやバケツから、自分で育てた稚魚五、六匹を放流した。この後、組合から稚魚をバケツに入れてもらい、再度放した。

 数ミリだった稚魚も五センチまでに成長し、児童たちは「大きくなって無事に戻って来れたらいいな」と話しながら元気に泳ぐ稚魚に笑みがこぼれていた。

 笠沼組合長は「暖冬で水温も高く、今年の成長具合はいい」と語る。放流した稚魚は三、四年後には大川をさかのぼって来るという。

 同小では古里に対する理解を深めることなどを狙いに、一九九〇年度から組合と気仙沼市大川水系さけます増殖協会の支援を受け、サケの採卵・ふ化・放流活動をスタート。現在、五年生と二年生が「大川とサケ」について学習している。
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