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■門戸開放 見に来て 2007.03.04
引き受け先再公募の深谷病院
9日まで施設見学会/
 公募条件を大幅に緩和して経営移譲先を再公募している公立深谷病院(石巻市広渕)で三日、施設見学会が始まった。初日は医療関係者の来訪がなく、ひっそりした雰囲気に包まれた。今のところ見学の申し込み、問い合わせもないが、経営を引き継ぎやすいように門戸を開放しただけに、病院企業団は「早く手を挙げてくれる法人が現れてほしい」と期待している。見学会は九日まで。

 二日正午までに施設見学の事前申し出がなかったため、三日の見学者は当初から望み薄だったが、飛び込みの見学希望に備えて企業団事務局の職員五人が午前九時から午後五時まで待機した。

 二医療法人との経営移譲交渉が決裂した二月下旬から入院患者の転院が始まっており、入院患者数は約四十人まで減少したという。外来のいない土曜日の病院内は人けがなく静かだった。

 初日は空振りに終わったものの、企業団の菅原満診療支援部長は「報道機関に再公募を大きく取り上げてもらい、前回の公募時より周知度は高まっている。関心を寄せている法人はあるはず」と望みをつないだ。

 移譲後に無償貸与する病院施設の見学は四日が午前九時から午後五時まで、五−九日は午後三時から五時まで受け付ける。応募の受け付けは十一日から十七日まで。応募締め切り後に選考会議で一法人に絞り、企業団が解散する三十一日までの病院引き継ぎを目指す。

 一月に公告した後継医療法人の第一回公募では、施設見学会は一日だけだった。東京や仙台に本部のある六つの医療法人が見学に訪れ、そのうち二法人を交渉先に選定したが、条件が折り合わず契約を断念した。

 再公募に当たって企業団は、現在の許可病床数(百七十一床)維持から病院機能の最少病床数(二十床)確保へと条件を緩和し、今後設立予定の医療法人にも対象を広げた。
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