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■心温まる災害非常食 2007.2.18
気仙沼で料理審査
1位は皆川さん親子/
 近い将来の発生が予想される宮城県沖地震などの災害に備えようと第一回気仙沼・本吉地方非常食料理コンテストが十七日、気仙沼中央公民館で開かれた。

 燃料や水が限られた状況に際して優れた非常食(サバイバル・フード)の知恵や工夫を結集し、緊急時のネットワークづくりにもつなげるのが目的。気仙沼市と本吉町で高齢者のグループホームを運営するNPO法人「なごみ」(木村祐二理事長)が主催した。

 気仙沼市、本吉町から五つのグループまたは個人がエントリー。災害時を想定して、過熱器具はカセットコンロを使い、制限時間四十五分以内で調理してもらった。

 市内の介護老人保健施設リバーサイド春圃施設長の猪苗代盛光さん、認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム)の「ぽらん気仙沼」栄養士の高橋道子さんの二人が審査した。

 その結果、ジャガ芋を使った二品を作った気仙沼市松崎浦田、主婦皆川幸恵さん(三八)と長女野原ちゃん(九つ)=松岩小三年=、二女しずくちゃん(七つ)=同一年=の親子三人がグランプリに輝いた。皆川さんは「長女が学校で防災の学習をしたので、それに合わせて挑戦しました。短時間でおいしくできたと思います」と喜んでいた。

 優秀賞には同市唐桑町の会社員乕岩敬子さん、アイデア賞には唐桑町の主婦畠山かつ江さんと同畠山幸子さんのチームが選ばれた。

 審査をした猪苗代さんは「どれも工夫を凝らした内容で審査に悩んだ。災害のときでも不安な心が温まるような料理が多かったのが印象的だった」と講評した。

 「なごみ」の木村伸之統括本部長は「ライフラインの寸断の際の食事はすべての人にかかわる問題。コンテストは継続していきたい」とし、参加者の料理のレシピを保存するという。
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