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■オラレ開設 遅れなぜ? 2007.2.23
利活用促進協3カ月ぶり開催
委員の不満続出
石巻市「警察と慎重に協議」/
 石巻市が誘致する舟券場外発売所「オラレ石巻」に併設するコミュニティー施設について協議する「オラレ」利活用促進協議会(会長・久我恵美子石春会会長、委員八人)が二十一日夜、市役所であった。約三カ月ぶりの開催。市は「施設の安全をめぐって警察との協議を慎重に進めている」と弁明し、開設準備は進展していると説明した。しかし、この間、委員に何も情報提供がなかったため、「なぜ遅れているのか全く分からない」「開設時期の見通しがいまだに立たないのはなぜか」といった不満が続出した。

 協議会の開催は、コミュニティー施設の設計案を話し合った二〇〇六年十一月二十九日以来。直後に市は、目指していた年度内のオラレ開設を「困難」とする判断結果を市議会に報告しており、以後は協議会との意見交換が途絶えた。

 事務局の市民活動推進課は十一月以降、県警本部、石巻署と交通、防犯面の安全確保で打ち合わせを重ねていた経過を報告。「コミュニティー施設を併設した場外舟券売り場は全国で初めてのケース。警察側もいろいろと検討することがあり、十分に時間を取って協議を進めている」などと述べた。

 委員からは「多くの人からオラレはどうなっているのと聞かれるが、何も分からないので説明できない」「初めてだから遅れているだけなのか。問題点を把握していないから、警察が許可しないのではないか」などの指摘があった。

 市側は「積極的に協力してもらっているのに申し訳ない」と説明不足を陳謝。警察との協議については「前例のない施設なので思いのほか時間がかかっている。警備員の数、防犯カメラの位置など細かな点まで打ち合わせており、大きな問題があって難航しているのではない」と答えた。

 協議が整い次第、国土交通省への確認申請、市議会への関連議案提出という当初の予定通りに手順を踏むことを重ねて説明した。

 市民が気軽に立ち寄ったり、市民団体の活動の場になったりという活用方法が検討されているコミュニティー施設の管理・運営について、市は専任の「コーディネーター」配置を提案。市民団体の間でボランティアを交代で起用することができないか打診した。

 委員たちは施設利用を調整するコーディネーターの必要性に関しては賛同したものの、ボランティアの起用は「負担が重い」と難色を示した。市は舟券売り上げの一部を積み立てて教育・福祉事業などに充てる予定の基金でコーディネーター報酬を賄えないか検討することにした。
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