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■うま味増すフカヒレ 2006.12.29
寒風にさらし天日干し
気仙沼/
 近年まれにみる暖冬が続いているが、気仙沼の代名詞にもなっているフカヒレの天日干し作業が今年も気仙沼市内で始まった。

 中華高橋水産(本吉町)では、同市最知の乾燥場でヨシキリザメやモウカザメの尾ヒレを天日と寒風にさらす作業を行っている。

 日当たりもよく、岩手県の室根山(八九五メートル)の方から吹いてくる「室根おろし」が直接当たる絶好の場所。鉄製の網の上に並べられたフカヒレは約二カ月間かけて、じっくりと乾かされる。

 冷たく乾燥した風が味に深みを出す。従業員は「年明け後には気温もぐんと下がるだろう」と話しながら、フカヒレを裏返す作業に精を出していた。

 フカヒレは中華の高級食材というだけでなく、最近はコラーゲンが豊富に含まれた健康食品としても注目が集まっている。手間暇をかけないと、いい製品ができないだけに、地道で丁寧な作業が続く。

【冬の寒気にさらすフカヒレの天日干し=気仙沼市最知】
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