| ■防犯へ商店街の力示そう |
2006.12.15 |
オラレ石巻関連講演会
安心の街目指し勉強/
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コミュニティー施設併設型の場外舟券発売所「オラレ石巻」を中心市街地に設置する石巻市は十三日夜、地域の防犯力をテーマにした「安全・安心の街づくり講演会」を石巻商工会議所で開いた。中心商店街や市、商議所の関係者ら約四十人が防犯活動を活性化に結び付けた事例を学んだ。
講師に招いたのは、全国で初めての「民間交番」を開設・運営している明大前商店街振興組合(東京都世田谷区)の本杉香理事長。「元祖安全安心の街づくり」の演題で小さな商店街が挑戦した大きな試みを紹介した。
新宿、渋谷といった商業集積地に近く消費者流出に悩む京王線の「明大前」駅前は一九九六年、危機感から四商店街が合併して法人の振興組合を組織した。
初めはスタンプ事業やイベントなどに取り組んでいたが、児童に対する痴漢被害が多いという地域住民の悩みを受け二〇〇一年、組合員によるボランティアの防犯パトロール隊「明大前ピースメーカーズ」を結成。児童の登下校誘導で地域の信頼を得て〇二年には活動拠点の交番を設けた。
そろいのユニホームで地域を巡回し、年間五百件以上あった犯罪件数は三年間で半分以下に減少。本杉理事長は「子どもを守ることで商店街の力を示すことができた。売り上げに結び付いているかどうかは分からないが、地域の人たちはわれわれに大きな信頼を寄せ、イベントなどにも協力してくれるようになった」と成果に胸を張った。
石巻市は来春以降に開設するオラレを街づくり活動の拠点として生かす方策を今後も先進地事例などから模索する。
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