| ■石巻市の環境に苦言 |
2006.12.05 |
05年度目標達成度合格項目は半分以下
審議会/
|
|
|
|
石巻市環境審議会(会長・亀山紘石巻専修大理工学部教授)は4日までに、市が環境基本計画に盛り込んだ目標に対する2005年度達成状況の点検・評価内容をまとめた。5段階評価で環境目標・指標が5か4のほぼ合格に達したのは、32項目の中で14(43.8パーセント)にとどまった。
環境基本計画で達成目標・指標に定める十六分野の三十二項目を点検・評価した。5は進ちょく状況が100パーセント近く、4は80パーセント近く、3は60パーセント近く、2は40パーセント以下、1は20パーセント以下として採点した。
「ある程度の取り組み」で目標がやや進んだとする3の評価を得たのは「悪臭」など十項目(31・2パーセント)あった。「取り組みの程度が低い」と見なされた2、1の評価は「廃棄物」「騒音」など八項目(25・0パーセント)だった。
五段階による総合評価は〇四年度と同程度のレベルになったが、審議会は「悪臭、ごみ減量化など根本的な改革を必要とする分野もあり、環境目標の達成に向けて多角的、戦略的に取り組む必要がある」と今後の課題を位置付けた。
特に、ごみ減量化については、ごみを焼却処理している広域クリーンセンターの稼働率が限界に達している現状を憂慮。突発的な事故や災害などがあって処理業務が停止すれば代替機能がなく、ごみ処理が危機的状況に陥ってしまう。〇七年度は定期修理でセンター稼働率が低下する事情もあることから「早期に抜本的な減量化対策に取り組まねばならない」としている。
環境施策点検のまとめとして「市・市民・事業者の積極的な取り組み不足が目立ち、大きな成果が得られていない」と苦言。新計画で目標にする課題として(1)水産都市の基盤となる水環境の保全(2)循環型社会の形成(3)悪臭の根絶(4)静かな住環境(5)新エネルギー導入調査−の五つを挙げている。
審議会の亀山会長、白土典子副会長(白土建築工房)、永沼紀男点検・評価部会長(NPO法人いしのまきNPOセンター)が点検・評価の答申書を土井喜美夫市長に提出した。
|
|