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■命つなぐ留守番電話開設 2006.12.02
いじめ問題
石巻市内住職有志で対応「心の悩み 吹き込んで」/
 今月七日を自殺予告日とする、「石巻」が消印のいじめ被害の手紙が文部科学相あてに届いた問題で、石巻市内の寺院有志の住職たちが、自殺を思いとどまることを願い、留守番電話を二日から開設し、苦しい思いを吹き込んでもらう。石巻かほくには電話番号とともに「死なないで下さい」という呼び掛け広告も掲載するなど、いじめと自殺の防止に動きだした。

 有志たちは「命は自分一人のものではなく、尊いもの。周りには心配する多くの人がいることを分かってほしい」と懸命に訴えている。

 開設したのは同市鹿又町浦の光明寺住職山本快心さん(五四)を代表として、石巻市内にある寺院の住職六人。子どもの大切な命を守ろうと、留守電を設置し、心の悩みを聞くことにした。

 相談を電話で直接受けずに、あえて留守電にしたのは「打ち明けたくても、相手が電話に出て話し合うことに抵抗感を持ったり、戸惑ったりする」(山本代表)との配慮からだ。いつでも気兼ねせずにダイヤルを回してほしいとの思いを込めた。

 留守電は同市桃生町城内の香積寺(川村昭光住職)内に設置。録音は二十四時間態勢で、一回約十分間の録音が可能だ。内容については随時再生し把握。緊急的内容は専門家らに伝えるという。

 留守電の管理に当たる川村住職(五五)は「救いを求める子どもたちが、自由に飛び込んで来られる入り口にしたい。与えられた貴重な人生を、若いうちに結論を出してはいけない」と強調する。

 以前、命の尊さなどを諭すテレホン法話にも取り組んでいた山本代表は「悩みを話すだけでも心がすーっと軽くなる。必ず真剣に聞いてくれる人もいる。両親はもちろん、多くの人とのかかわりで現在があるということを、もう一度考えてほしい」と呼び掛ける。

 電話は(76)3455。
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