| ■40年の歴史閉じる |
2006.11.17 |
石巻市なかよし音楽会
公的補助会場費半額免除のみ/
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旧市時代から四十年間続いてきた石巻市の小中学生による「なかよし音楽会」が十六日、石巻市民会館で開催した今回を最後に長年の歴史に幕を閉じた。市教育研究会音楽科研究会と市教委の共催だが、公的補助は会場費の半額免除だけ。教師が自己負担する小規模校もあり、合併で市域が広がったことによる輸送費の負担増などに配慮して廃止が決まった。会場のみんなが最後に合唱した曲は「今日の日はさようなら」。涙を流して継続を訴える関係者もいた。
参加費は出演する子どもの人数に関係なく、一校当たり四千五百円。遠方からの参加校はバスや楽器運送用のトラックを頼むため、さらに費用がかかる。費用は学校によって異なるが、二万−四万円だという。
旧市町ごとに開催していたころは各自治体のバスを送迎に使っていたが、合併に伴ってバスの使用も制限され、利用しにくくなったという。
最終回の今回は十五日から二日間の開催で、市内三十校の児童生徒が練習の成果を披露した。十五日、研究会のメンバーが会場で今年が最後になることを知らせると、「えーっ」という驚きの声が上がった。
十六日のフィナーレでは、門脇中吹奏楽部の演奏に合わせて会場の全員による「今日の日はさようなら」を合唱。寂しさから涙を浮かべる関係者もいた。
「子どもたちのせっかくの発表の機会がなくなるのは寂しいし、教育的にもマイナス」「中学生の演奏を聴くのは、小学生にとっても勉強になるはず」といった意見も聞かれた。
研究会会長の渡辺麗子河南東中校長は「この音楽会を続けたいという思いは強い。旧市町ごとに開催する方法など今後については、これからの課題として考えたい」と話していた。
東松島市では市教委と市小中学校長会が主催して一日、東松島市小・中学校なかよし音楽会を開催。女川町も一日に町教委が主催して小中学校音楽会を開いた。会場費は免除され、費用も自治体負担で実施された。両市町では来年以降も予定されている。
石巻市なかよし音楽会 2005年の市町合併までは、旧市の全小中学校と養護学校が出演する発表会と石巻地方1市9町の代表校による「石巻管内なかよし音楽会」(会場は各市町持ち回り)の2つに分けて開催していた。合併に伴い「管内音楽会」の開催を中止、3市町(石巻、東松島、女川)ごとに実施することにした。石巻市は旧市時代は1日開催だったが、33校が参加した昨年から2日間にスケールアップした。
【会場の全員がフィナーレで「今日の日はさようなら」を歌った=石巻市民会館】
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