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■就職、地元志向に明るさ 2006.10.21
来春高卒
気仙沼職安、前年上回る45パーセント内定/
 来年三月に卒業する高校生の就職活動が順調な滑り出しを見せている。気仙沼公共職業安定所(ハローワーク気仙沼)のまとめによると、管内高校生の就職決定(内定)率は九月末現在で44・9パーセント(男子48・9パーセント、女子41・4パーセント)を記録。前年同期に比べ8・5ポイントもアップし、県内十の管内でトップとなっている。
 気仙沼職安の調べでは、管内の就職希望者は男百三十九人、女百五十七人の合わせて二百九十六人。就職希望地の内訳は管内が七十五人、県内が百三十三人、県外が八十八人。
 このうち九月末現在の就職決定者は管内二十四人、県内五十三人、県外五十六人の百三十三人となった。就職決定率の内訳は管内32パーセント、県内39・8パーセント、県外63・6パーセント。それぞれ前年同期に比べて9・5ポイント、7ポイント、6・1ポイント伸びている。

 好調の要因として挙げられるのが求人数の増加だ。県内では四千八百五十八人の就職希望者に対して求人数は五千二百四十六人を記録。求人倍率は1・08倍で、一九九八年三月卒以来、九年ぶりに一倍台になった。

 管内でも昨年より五社多い三十九社が九十六人(三十九人増)の求人票を提出。求人倍率は1・28と、昨年の0・56を大きく上回っている。職安の担当者は「ここ数年、退職者の補充をしていない企業が多いため、いびつな社員構成の改善を図る動きも出ているのでは」と分析している。

 地元就職志向の高校生が県内へと選択の幅を広げたのも大きい。「名取や岩沼を含む仙台市近郊へのシフトが進んだのも今年の特徴」(職安担当者)としている。

 今年三月高卒者の管内の就職決定率はここ数年では一番高い数字を記録した。気仙沼職安では「高校生の希望をできるだけかなえてあげたい」とし、現在も地元企業に活発な求人を呼び掛けている。

 高校生の就職活動は七月一日にスタート。各校は九月五日から企業への生徒の推薦を開始。九月十六日から各企業の選考が行われている。
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