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■高波で砂流出 2006.10.14
大谷海岸 無残
消波ブロックむき出し/
 六−八日の低気圧による暴風雨は、気仙沼・本吉地方の観光資源である海水浴場の砂を大量に流出するなどの被害をもたらした。

 同地方で最も多くの海水浴客が訪れる本吉町大谷海水浴場では、浜の中央にある海水浴場入り口スロープの東側の砂が一メートル以上も低くなり、以前は上部の一部が見えるほどだった消波ブロックがむき出しになった。

 海水浴シーズンには、海の家が並ぶスロープ西側も、低気圧以前より砂が四十センチほど低くなったほか、波で押し上げられた砂が駐車場に行く道路付近まで流出した個所もあった。

 大谷海水浴場は、県が護岸保持と砂の流出防止のため一九八九年から沖合に四基の人工リーフ(潜堤)を整備したことで、完成(二〇〇四年三月)の一年ほど前から、砂浜が広がっていた。

 町観光協会大谷支部の芳賀勝寿支部長(五九)は「ここ十数年経験のない高波だった。人工リーフの効果で、砂は徐々に戻ると思うが、以前のように戻るには最低でも二、三年かかるのではないか」と言っていた。

 各市町観光担当課によると気仙沼市の小田ノ浜、お伊勢浜、本吉町の小泉の各海水浴場でも大量の砂が流出したほか、南三陸町のサンオーレそではまでは、高波で大量の砂が、石畳部分まで押し上げられた。
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