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■気仙沼の食 高いレベル実感 2006.10.04
加工品の多さに驚き
健康、安全志向が鮮明
地場産品試食アンケート/
 「郷土の食品に新しい発見と楽しみが沸いた」「知らない食品もあり、食べてみて気仙沼の加工品の多さに驚いた」−。先月五日、ホテル気仙沼プラザで開かれた「地場産品モニター試食会」で、参加者からこうした感想が相次いだ。主催した気仙沼・本吉地域地場産業振興協議会の事務局である気仙沼市商工課物産振興係のアンケート結果で明らかになった。

 アンケートは当日参加したモニター八十七人(気仙沼市五十五人、本吉町二人、南三陸町八人、その他協議会推進委員ら二十二人)を対象に実施。二十代から六十代以上の男性二十六人、女性六十一人が、十六業者二十二商品について回答を寄せた。一商品当たり平均五十六枚で計千二百三十六枚。

 この中で出展業者に対する感想では、一部に「家庭料理と何ら変わらないものもあった感じがした」と辛口の意見があったものの、「商品はどれも素晴らしい」「企業の意欲が感じられた」と好意的な意見が多かったのが特徴。気仙沼・本吉地方の地場産品のレベルの高さをあらためて証明した。

 その一方で「地元に住んでいても分からない商品が多かった」「こんなにおいしい物があったのかと初めて気づいた」といった声も。担当者は「地元への浸透ぶりがいまひとつだったことが浮き彫りになった」と反省。今後PR活動の大切さを業者に呼び掛けることにしている。

 選択式の商品を買う際のポイントについては、一位が健康志向で四十五票、二位が添加物の有無で四十四票、三位が割安感(安価)で四十票を占め、消費者の目は「食の安全・安心」に向けられていることも裏付けされた。

 事務局ではアンケートの結果を出展業者に提供した。その一方で、十一月中には業者からのアンケート調査もまとめる。業者も消費者の率直な”生の声”や感想が聞けたことで、ニーズを把握。「今後の商品開発を進める上でも大きなヒントにもなる」と意欲を新たにしている。

 試食会は郷土色豊かな地場産品の開発や消費拡大などを狙いに初めて企画。モニター、出店業者とも当初の予想を上回る参加人数で、好評だった。
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