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■基本方針に3施策示す 2006.10.31
石巻商議所中心市街地街づくり委
施設集中・再配置も提言/
 石巻商工会議所の石巻市中心市街地街づくり委員会(委員長・柳井雅也東北学院大教授)は三十日、同商議所で委員会を開いて中心市街地活性化提言書(仮題)を示した。基本方針に(1)中心市街地を利用したくなる市民のための施策(2)高齢者に優しい施策(3)他地域から訪れる人々のための感動の施策−の三点を盛り込み、各施策ごとに具体的な内容を盛り込んだ。委員会は来年三月までに細部を詰めて浅野亨商議所会頭に最終答申し、市が作成する新しい中心市街地活性化基本計画に反映してもらう考えだ。

 中間報告は、五月の初会合以降、ワーキングショップの意見や市民アンケートの結果などを基に取りまとめ、柳井委員長が読み上げた。

 中心市街地を利用したくなる市民のための施策では、行政機関や金融機関、アミューズメント施設などの集中・再配置が欠かせないとし、新規サービスや空間の利活用によるアメニティの創出で魅力ある中心街の復活を求めている。

 具体的には、ハード関係として市役所、多目的ホール、図書館、総合病院、公民館、駐車場付き児童館、マンション、アーケード、遊歩道、ソフト関係としてはオープン・カフェ、中瀬公園の拡充、歩行者天国などを挙げた。

 高齢者に優しい施策としては、老人向けマンション、集会・情報交換・娯楽機能を持った「町の駅」の設置、リハビリ施設、孫と遊べる公園など。ソフト関係では通勤・買い物・通学・観光と連動したコミュニティーバスの運行、食事や商品の配達などを盛り込んだ。

 他地域から訪れる人々のための感動の施策では、ハード関係として総合案内センター、スポーツ施設、毛利コレクションを紹介する美術館、サン・ファンパークの移設、ソフト関係では歩行者天国を使ったウニ・アワビ祭り、海鮮市場、屋台村などがあった。

 基本方針や整備内容への異論は特になく、委員からは「石巻の良さをPRする看板をもっと増やそう」「民間の投資を誘発する計画を盛り込んではどうか」「旧北上川や中瀬の活用をもっと図るプロジェクトはできないか」といった意見もあった。
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