| ■新生児医療、開業医と連携 |
2006.10.24 |
石巻赤十字病院
市内4産婦人科、近く協定/
|
|
|
|
石巻赤十字病院(飯沼一宇院長)は、新生児医療について石巻医療圏での完結を目指し、石巻市内の四つの産婦人科診療所と病診連携することを決めた。診療所で新生児の異常が予想される出産の際、要請に応じて小児科医が出向いて出産に立ち会うほか、異常があった場合は処置をし、必要があれば同赤十字病院へ救急搬送する。近く病診連携に関する協定を締結する。
石巻赤十字病院が協定を締結する市内の産婦人科診療所は、あねは産婦人科クリニック(中央一丁目、那須一郎院長)、あべクリニック産科婦人科(門脇三番谷地、阿部洋一院長)、斎藤産婦人科医院(中央三丁目、斎藤潔院長)、ほんだ産婦人科クリニック(鹿妻南一丁目、本多広行院長)。
具体的な連携の内容は、これらの診療所で心音が弱くなるなど新生児の異常が予想される出産で、診療所から要請があれば、小児科の伊藤健部長が出向いて出産に立ち会う。仮に新生児に異常が確認された場合は適切な処置をし、必要があれば赤十字病院へ救急搬送することにしている。
石巻赤十字病院は、五月の新築移転で新生児集中治療室(NICU)六床を設けている。同病院によると、診療所でのリスクを伴う出産は紹介してもらい、母子ともに受け入れするのが望ましい。しかし、産婦人科の病床(二十三床)がほぼ満床状態で、診療所からの受け入れ要請に応えられないのが実情。その場合、仙台市の二次医療機関に搬送しなければならないという。
小児科の伊藤部長は九月に仙台赤十字病院から赴任。同赤十字病院時代、石巻の開業医から搬送された患者を診たケースがあったという。
石巻赤十字病院は「仙台の病院へ救急搬送することは母体にとっても診療所の医師にとっても負担が大きい。今回の病診連携で事態の改善が図られ、石巻医療圏で安心して出産ができる体制が整う」と話している。 |
|