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■石巻港、スケールに圧倒 2006.10.22
東松島市民が見学ツアー
野蒜築港との関連学ぶ/
 東松島市の野蒜築港ファンクラブ(佐藤明嘉代表)は二十一日、石巻港と港湾施設を見学する「石巻港見聞ツアー」を開いた。国土交通省東北地方整備局塩釜港湾・空港整備事務所の協力で実施。石巻港を見ながら、野蒜築港との関連や違い、港の重要性などを学んだ。

 東松島市鳴瀬地域の住民ら十五人が参加。野蒜築港資料室(同市野蒜)に集合してマイクロバスで移動し、石巻市西浜町のケーソン(潜函=せんかん)ヤードを見学したほか、同市三河町の石巻埠頭(ふとう)サイロの展望室から港全体を眺めた。

 展望室は九階(地上約四十メートル)にあり、一八〇度の眺望が魅力。同事務所の下沢治企画調整課長が、室内にあった港開発の歴史パネルを使いながら「台風による野蒜築港の挫折から約八十年。川があって潟があるという地形が似ている石巻に本格的な大きな港を造った」などと説明した。

 国交省の監督測量船に乗って、釜地区の大手、中島、日和などの埠頭や埋め立てが進む雲雀野地区なども視察。完成したばかりの「北埠頭」(水深十メートル)や中央埠頭(水深十三メートル)も見た。参加者は石巻港のスケールの大きさに驚いていた。

 佐藤代表は「港を造る難しさや港の大切さを参加者に理解してほしかった。近代港湾として計画された野蒜築港の歴史や、今日の港湾の役割などを次の世代に継承したい」と話していた。
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