| ■交流スペース拡大 |
2006.10.19 |
石巻市がオラレ設計見直し案
施設内トイレ別枠で設置
運営協と利活用促進協、大筋で了承/
|
|
|
|
石巻市は十七日夜、コミュニティー施設を併設する舟券の場外発売所「オラレ石巻」(仮称)の設計見直し案を「オラレ」運営協議会(会長・浅野建男立町大通り商店街振興組合理事長)と「オラレ」利活用促進協議会(会長・久我恵美子石春会会長)の合同会議に示し、大筋で了承を得た。コミュニティー施設の面積を最大限広げてほしいという委員らの要望を生かして設計を見直したといい、交流スペースは百十五平方メートルと当初の設計素案より十五平方メートルほど広くなった。設計見直し案を基に警察と防犯対策などの協議を進めるとともに、市民の利用しやすい詳細設計を検討する。
設計の見直しは競艇情報化センター(東京)のオラレ推進室が行い、石巻市の市民活動推進課が市役所朋友館であった合同会議で説明した。
オラレに改築する立町通りの店舗「グレースホール」は利用予定の一階部分が約四百平方メートル。舟券購入客は一日二百−三百人と予想し、競艇レースをモニターで観戦する「ホール」に許認可ラインの二百平方メートルを確保。通りに面した出入り口とホールを専用通路で結び、ほかにホール側には三十三平方メートルの舟券発売所、男女別トイレ、喫煙スペースなどを配した。
コミュニティー施設は出入り口の段階から場外発売所と区分し、それぞれを独立した施設として運営する構造にした。設計素案ではトイレを共有する形態にしていたが、コミュニティー施設内に身障者や乳幼児連れでも使いやすい「誰でもトイレ」を別に設けた。
コミュニティー施設の面積を「まだ物足りない」とする意見もあったものの、これ以上の拡大は物理的に不可能であり、今後、利活用促進協の委員らが詳細設計を詰める過程で、使い勝手の良い活用策などを検討していくことになった。
交流施設としての利活用について委員から「利用団体などにアンケート調査をしてはどうか」「スペースを有効利用するために何らかのテーマを設けた方がいいのでは」などの提案があった。
石巻市と競艇施行者の東京・青梅市がオラレ設置で締結した協定についても説明があった。協定では場外発売所の営業日数が年間三百五十日(ナイター百日を含む)となっているが、実際は三百二十日程度にとどまる見通し。営業日以外はオラレのホールを町内会や商店街などが利用できるという。
今後は警察との協議と設計の仕上げを十一月まで進める。十二月市議会にオラレの収益を生かす条例案などを提案して承認を求め、年内着工、来年二月の開設を目指す。 |
|