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■阿部甲板員の遺体発見 2006.10.17
女川沖漁船遭難
27日から船体引き揚げへ/
 女川湾で気仙沼市の山代水産のサンマ船「第7千代丸」(一九八トン)が遭難した事故で、十六日午前八時四十分ごろ、女川町大貝埼の東約一キロの海上で、甲板員阿部基さん(三六)=石巻市東中里一丁目=の遺体が見つかった。十四日に東北電力女川原発の専用港近くの海上で見つかった遺体は、第二管区海上保安本部(塩釜)の調べで、甲板員畠山繁二さん(五二)=気仙沼市長磯=と分かった。

 十六日の発見現場は、船体が横倒しになっている出島周辺から南西約三・三キロの海上。県漁業取締船「うみたか」が遺体を発見した。水色のジャージーを着用し、ライフジャケットは着けていなかった。同保安本部が巡視艇で塩釜港に搬送し、午後一時四十分ごろ、歯型から阿部さんと確認した。

 うみたかは午前十一時半ごろ、水中探索機で早埼灯台沖合の水深四十メートル地点を探したが、手掛かりはなかった。山代水産も探索機を手配して捜索したが、新たな発見はなかった。

 遭難事故で遺体が見つかったのは四人目。依然として十二人が行方不明になっている。
 またサルベージ船による船体引き揚げ作業の日程が決まった。実際に引き揚げ作業が始まるのは二十七日。終了するのは十二月上旬になる見通し。引き揚げ場所は決まっていない。
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