| ■気仙沼の操機長遺体で発見 |
2006.10.13 |
女川沖漁船遭難
14人は不明/
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女川湾で気仙沼市の山代水産のサンマ船「第7千代丸」が遭難し、乗組員十五人が行方不明になっている事故で、十二日午前九時三十五分ごろ、船体がある出島周辺海域から南に約四・五キロの海上で男性の遺体が見つかった。同社社員らの確認で操機長村上勇さん(六三)=気仙沼市東中才=と分かった。
女川町の女川魚市場内の現地対策本部に、遺体発見の連絡が入ったのは午前十時ごろ。着用していたかっぱに「村上」と書かれ、同社社員が遺体の写真を見て村上さんと分かった。
村上さんの家族は気仙沼市の自宅から第二管区海上保安本部(塩釜)に向かい、夕方、遺体と対面した。最終的な確認は歯形の鑑定によって行われた。
村上さんは事故当時、船に残ったとされる三人の一人。今回の発見場所と救命ボートに乗ったと見られる漁労長阿部和男さんの遺体が八日に見つかった場所が近いことから、保安本部はこの海域に重点を置いて潜水士による捜索を進めている。十三日は同社が手配した民間のダイバー七人も捜索に参加する。
現地対策本部で待機している家族たちは午後一時ごろ、捜索隊がこれまでに回収した漂流物から手掛かりを探した。
甲板長伊藤邦生さん(六〇)=気仙沼市唐桑町松圃=の二男は、伊藤さんが使っていたテレビを見つけて、「おやじのテレビだ。家族みんなが見たことがある」と話した。
一方、ある男性は「何かあってほしいと思って探したが、何もない」と肩を落とした。
また、十一日夜からは保安本部の潜水士が船体内部の捜索を開始した。機関室や食堂など進入可能な場所を調べたが、手掛かりはなかった。船内の居住区は損傷が激しかったという。
現地対策本部は十二日も底引き網漁船九隻で海底を捜索した。女川湾、鮫浦湾から金華山周辺まで範囲を広げたが、第7千代丸と関連のある発見はなかった。 |
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