| ■華麗、総展帆に挑む |
2006.10.09 |
サン・ファン館10周年
復元船に6枚の帆/
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石巻市の県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)とサン・ファンパークの開館・開園十周年記念式典が八日、同パークの野外ステージで行われ、一九九六年八月のオープン以来十年の歩みを祝った。式典に合わせ、サン・ファン・バウティスタ復元船の六枚の帆を張る総展帆に初めて挑んだ。強風のため完全に帆を張ることはできなかったものの、純白の帆を輝かせる船の美しい姿に来場者は見とれていた。
式典で一力一夫慶長遣欧使節船協会理事長が「たくさんの方々のおかげで節目の年を迎えることができた。これからも船をかわいがってもらいたい」とあいさつした。
村井嘉浩知事と土井喜美夫石巻市長が祝辞を述べた後、村井知事から跡部進一サン・ファン館長と慶長遣欧使節船協会施設船舶課の芳賀亨さんに、一力理事長から同課の茂木隆さんと同協会学芸員の高橋由佳さん、サン・ファン友の会会員で展帆ボランティアの鈴木岩太郎さん、サン・ファン感謝デー実行委員会幹事長の亀山輝雄さんにそれぞれ感謝状が贈られた。
八十人の出席者が見守る中、威勢良く鏡開きが行われ、浅野亨石巻商工会議所会頭の音頭で乾杯した。アトラクションでは石巻市の日高見太鼓が勇壮な演技を披露した。
総展帆は、同市の造船会社・ヤマニシの社員や展帆ボランティアによって早朝から行われた。風の様子を見ながらの作業だったが、次第に風が強くなり、帆を張ると船が揺れるため、総展帆はできず、取り付けただけで終わった。総展帆は九日午前十時から午後三時まで行われる予定。
サン・ファン館では、幕末に仙台藩で建造された洋式帆船の開成丸やサン・ファン・バウティスタの関係資料を公開する特別展「仙台藩の洋式帆船」が開幕、初日から大勢の人が見入っていた。同展は十一月十三日まで開かれる(火曜休館)。
【総展帆に初めて挑んだサン・ファン・バウティスタ復元船。風が強かったため帆は完全に広げることはできなかった=サン・ファンパーク】 |
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