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■フラワーロード無残 2006.08.25
東松島矢本西地区、RV車が踏み倒す
管理の住民、怒り心頭/
 三陸道矢本インターチェンジ近くを走る県道矢本河南線沿いに地元住民がサルビアを植えて整備している東松島市矢本西地区のフラワーロードで、RV車とみられる車が花壇の中を走り抜け、見ごろの花が踏み倒されていたことが二十四日、分かった。矢本西小東側のサルビア花壇で、長さ三メートルと二メートル(幅はどちらも〇・四メートル)の”つめ跡”が残った。ボランティアでサルビアを大事に育て、管理してきた地域の人たちは「善意を踏みにじる行為」と被害届を提出。石巻署は器物損壊の疑いで捜査を始めた。

 フラワーロードは、東松島市矢本、小松両地区の住民で構成する「上街道フラワーアベニュー推進協議会」が、矢本西地区のシンボルにしようと二〇〇三年から毎年六月、県道の両側に約一キロにわたって二万本のサルビアを植え、育てている。

 最初に発見した住民から連絡を受けた矢本西公民館によると、被害を受けたのは十二日夜から十三日朝にかけてとみられる。犯行車両は河南地区方向から走行して来て、花壇に乗り入れたらしい。

 十三日朝に住民が見つけ、西公民館に届けた。職員が数えたところ五十六本の花が枯れていた。花はタイヤ幅で進行方向に倒れていた。現場の状況やタイヤ痕などからRV車の可能性が大きい。

 この区間で運転を誤って花壇に車両が突っ込んだとみられるケースは毎年あったが、今回のような「故意犯」は初めて。この時期に植え直すのは難しいことから被害個所はそのままにしておくという。協議会は二十二日、石巻署に被害届を提出した。

 協議会会長の浅野勝則さん(五〇)は「非常に残念だ。いろいろな手入れをして少しでも長く、道行く人々の目と心を潤したい、と頑張っていたのに」、副会長の小野恵章さん(五一)は「苦労して花を咲かせたのに、人の心を踏みにじる行為。何でこんなことをするのか」と憤りを話す。

 協議会は八月十日に日本道路協会から道路功労者の表彰を受けたばかり。今年五月にも県道路協会(会長・村井嘉浩県知事)から道路事業功労で表彰されている。

【太いタイヤで花が踏み倒された花壇=東松島市矢本】
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