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■危険個所 歩いて点検 2006.06.27
気仙沼市滝の入2区
住民が協力し土砂災害に備え
防災マップ作成へ/
 山沿いの急傾斜地に位置する気仙沼市の滝の入二区(西城康男自治会長、百二十五世帯)は二十五日、住民による防災マップ作成に向けた危険個所調査などのタウンウオッチングを実施した。住民六十人が参加し、大雨時や大地震発生時に土砂災害が懸念される個所や雨水が詰まりそうな側溝をチェック。いざという時に避難に使える細道などを確認した。

 西城会長は「防災は自助と共助の部分が必要だ。きょうは共助の面で、住民が協力して地域の危険個所、避難道路を実際に地域内を歩きながら確かめたい」と強調した。

 住民は上地区と下地区の二班に分かれて、地域内を回った。がけや沢の近くでは、一番近くに住む住民が大雨時の様子など過去の状況などを語った。地域内には体の不自由な要援護者が二十七人おり、助け合いが必要であることも確認した。

 記録係として参加した女性は「急な坂が多いので、住民は上流の沢やがけなど自分の家周辺以外はあまり見たことがない。回ってみて、危険個所が多いことに気が付いた」と話した。

 ライフラインの一つである水を確保するため、古井戸の位置や、一本しかない車道が寸断された場合の裏道、山道なども記録。必要なものは写真撮影し、自治会館に集まり、意見を聞きながら白地図に書き込んだ。

 西城会長は「マップはみんなの目で吟味して、できれば一カ月後ぐらいには完成させたい。もう一回は地区を回る必要があるだろう」と語った。

 同市では二〇〇三年五月の三陸南地震以降、自主防災組織を結成しようという住民の動きが活発だが、海沿いや河川沿岸などの地域が熱心だった。内陸部では滝の入地区が初のケース。
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