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■防災マップ作り動き出す 2006.06.23
気仙沼・滝の入2区25日
危険個所を調査要援護者の確認作業も/
 昨年十一月に自主防災組織を結成した気仙沼市の滝の入二区(西城康男自治会長)で防災マップ作成の作業が動き出し、二十五日に危険個所の調査などタウンウオッチングが行われる。

 同地区は、安波山のふもとの沢沿いにある。大雨時や大地震発生時に土砂災害が懸念されるほか、住宅が密集し火災発生時にも的確な初期消火や避難行動が必要な地区となっている。

 当日は午前九時、自治会館から、沢沿いに土砂災害の危険個所のチェックをする。加えて身体に障害のある人や、虚弱な高齢者など避難が困難な要援護者を確認するなどし、防災マップとしてまとめる。

 同市では二〇〇三年五月の三陸南地震以降、自主防災組織を結成しようという住民の動きが活発となっている。津波災害が心配される鹿折地区や階上地区、河川沿岸などの地域で自主防災組織の結成が進んでいるが、内陸部では滝の入地区が初のケースで、今後のモデル的役割を担う。

 市危機管理課は「地震津波だけが着目されがちだが、気仙沼は沢が多く、土砂災害の危険個所は少なくない。滝の入二区に続き、他の地区も自主防災組織を結成するよう働き掛けていきたい」と話している。

 海が山に迫るリアス式海岸の地域には、沢や急傾斜地区が多い上、狭い一本道が通って袋小路になっているなど防災上の難所も見られる。

 気仙沼市は、自助・共助の精神に基づき防災組織づくりを支援しており、地震津波、土砂災害、風水害、火災などその地区に潜む危険にあらかじめ備える体制づくりを進めている。
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