| ■目黒の中学生大島滞在 |
2006.06.14 |
修学旅行で
サンマの気仙沼に関心/
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サンマが取り持つ縁で、気仙沼市と市民・行政レベルの交流を深めている東京・目黒区の東山中(牛島正広校長)の生徒が十三日から、修学旅行で気仙沼市大島を訪れている。大島を訪れる学校は年々増加しており、受け入れ側も体験旅行客の誘致に力を入れるなど、波及効果に期待している。
大島を訪れたのは、東山中の三年生と教師ら計約二百人。十五日までの日程で大島に滞在、休暇村と民宿に分泊している。
一行は十三日、JR東北新幹線で岩手県入りし、平泉町の中尊寺を見た後、気仙沼を訪れて船で大島へ。十四日は長崎漁港の視察、昆布塩蔵、ホタテ耳つり、ワカメ芯抜きなどの水産加工体験、地引き網体験のほか、亀山リフトに乗ったり地元漁業関係者と懇談したりする。十五日は気仙沼市魚市場を視察、海の市、リアス・シャークミュージアムを見た後、一関市の猊鼻渓の川下りをして新幹線で帰京する。
目黒区内では毎年秋、落語「目黒のさんま」にちなんで「目黒のさんま祭」が開かれ、気仙沼市の市民有志でつくる「目黒のさんま祭気仙沼実行委員会」(松井敏郎会長)のメンバーが気仙沼に水揚げされたばかりの新鮮なサンマを大量に持参し、区民に炭火焼きを振る舞っている。こうした民間の活動のほか、行政単位では防災相互援助協定を結ぶなど、気仙沼市と目黒区の交流は広く深い。
今回の修学旅行はこうした縁がきっかけで、初めて実現した。目黒区では来年度以降も、「移動教室」で大島を学習の場にすることを検討している。
気仙沼大島観光協会(白幡昇一会長)などによると、大島を修学旅行で訪れる学校は、受け入れが始まった一九九九年に五校・六百人だったのが、昨年は二十九校・二千七百九十六人に。今年も既に二十八校・三千人以上が訪問を予定しており、県内のほか首都圏や北海道、山形県からも訪れる予定。
白幡会長は「生徒にいい修学旅行をさせたいという学校が多くなり、自然豊かで俗化されてない大島が注目されてきた」と話しており、今後は環境学習の場としてアピールし、宿泊などを通した経済効果を狙いたい考えだ。 |
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