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■夏漁モウカ順調 2006.06.09
気仙沼魚市場
真打ちのカツオに期待/
 気仙沼市魚市場は六月に入り、夏漁の一翼を担うサメ類のモウカザメの水揚げが増えてきた。魚市場関係者は「後はカツオの登場を待つばかり」と夏漁本番に手ぐすね引いている。

 モウカザメは、近海マグロはえ縄船および小型はえ縄船、大目流し網船などによって、東北・北海道沖合で漁獲される。同じく夏場に漁獲量の増えるヨシキリザメとともに、ヒレ部分は気仙沼の代名詞となったフカヒレ関連商品へと加工されるほか、身はカマボコなどの原料となる。

 今年も五月中旬から、日によって二十トンを超す水揚げが見られるようになり、六月に入ってからは五日に六十四トンと、今季二番目の水揚げを記録した。六−八日でも百七十四トンを水揚げ、一日平均九百匹近いモウカザメが桟橋に並んでいる。

 昨年、気仙沼市魚市場のモウカザメ水揚げ実績は三千六百七十トン、三億八千五百万円だった。同市場魚種別で数量七位、金額でも八位を占める主要魚種の一つ。

 サメの水揚げが増えるにつれ、気仙沼の水揚げを支えるカツオの水揚げの時期も迫っているが、カツオの主漁場は現在、茨城県鹿島灘沖。水揚げも千葉県勝浦港が中心で、海水温上昇の遅れから群れの北上が押しとどめられている状態だ。

 昨年の気仙沼市魚市場への一本釣りカツオの初水揚げは九日。例年は五月末が初水揚げとなることが多い。魚市場関係者は「六日、巻き網で石巻港への初水揚げがあった。一本釣り船が気仙沼に入るのもそう遠くない」と備えている。

 同魚市場の昨年の鮮ガツオ水揚げは、四万五千九百七十六トン。一本釣り漁業が数量で過去最高を記録。九年連続日本一に輝いている。

【順調な水揚げが続くモウカザメ=気仙沼市魚市場】
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